よいちろ日記

忘れないようにメモ。

大人が観て楽しむレベルにまで昇華されていた「シュガー・ラッシュ:オンライン」を深夜上映で。

終電終わりの郊外の深夜上映は空いていて良い。
公開翌日に観たけど、流石に子供連れが中心になるであろうピクサー映画の深夜上映には人がほとんどいなかった。(終電終わってるし)


率直な感想として、めっちゃ面白かった。シンプルに楽しかった。もう一回観たい!って思えるエンタメ映画だった。
 
インターネットの世界観が秀逸で、全体的に、インターネットのワクワク感、雑多感というのをものすごくバラエティ豊かに描いていた。どことなくディズニーランドっぽさもある。インターネットの世界の擬人化がドンピシャで、インターネットを使う中で、頭の中にぼんやりと浮かんでいるようなイメージが鮮やかさを増して鮮明に描き出されるのがこんなに楽しいんだという体験。
 

f:id:yoichiro0903:20181223170347j:plain

 
本作について調べると、世界中のIPホルダーとのやり取りをこなした、クラークスペンサーさんというプロデューサーの活躍がよくでてくる。
 
ディズニープリンセスの共演といったキャラクター出演はもちろんのこと、そのキャラのイメージを変えうるような言動を劇中で実現したのは驚くべきことだと思う。IPホルダー側の度量の広さなのか、収益シェアしているなどの裏側があるのかはわからないが、しがらみのようなものは全く感じない作りになっているのは観ていて清々しかった。そして、インターネットのことをよく研究し、あるあるネタからネットの構造まで、ディープなネット民もクスリとくるようなしかけを取り揃えているのも素晴らしいの一言。
 

f:id:yoichiro0903:20181223170645p:plain

このシーンとか勇気がいるよねえ。


実際、リサーチと交渉に相当エネルギーを割いていることが伺えるインタビュー記事があった。

 
全体的に、小さい子供にはちょっと難しいような、キャラクター設定のメタいじりみたいなネタだとか、ネット住民の好きな文脈でパロディネタをぶっこんでくるあたりを見ると、10歳の子供と35歳の親みたいな組み合わせをターゲットリュームゾーンとして仕上げた感じなのかな。
 
また、エンドロールが通常の映画の3倍くらいあったんじゃないか?と思って調べてみたけど、そこまでではなかったのは、エンドロールの演出の問題かな。
 

によると、
現在25か国以上、約800名
らしい。
 

エンドロールに含まれるスタッフ人数が平均で600弱であることを考えるとそこまで多いって感じでもなかった。ってか「Iron Man 3」すげえ。
 
 
おしまい。

夫婦愛の一つの在り方を「アリー/ スター誕生」から感じた。

最初はレディーガガの実話ベースのドキュメンタリーかな?と思ってたけど違った。フィクションらしい。後述するが、要素としてレディーガガの人生にかぶる部分もあるんじゃないかなーとか勝手に想像しながら観た。
 

 
この映画では、夫婦愛というものの一つのあり方を提示していたと思う。愛している人の人生の可能性を最大化させてあげたい、という愛の形である。その裏返しとして、パートナーのお荷物になるということが、別れに値するほどの痛みであるということも言っている。もちろん、自死というものが愛なのか、という意見はあると思っている。禁じ手を使うがゆえに表現できるものもあったのかもしれない。また、劇中では、お互い、パートナーになってほしい姿というものを持っていて、自分の欲求の写し鏡としてのそれを、相手に対する引け目から言うことができないという状態であったのも状況を悪化させた。
 
ジャックは才能への嫉妬と自己嫌悪の中で、理想のアリーを追い求めてしまう。アリーは愛情が強すぎて盲目になっていることを多少自覚しながら、でも今の自分はジャックのおかげ、ジャックのストレスの原因は自分だという意識を持っている。お互いがお互い、相手が自己破滅から抜け出せないことに対して無力感を覚えていることをわかっていて、でも理想を求めてしまうというのは小さいレベルではどの夫婦にもあるのではないだろうか。プレッシャーをかけたくないという気持ちと、自分の理想を押し付けてしまう気持ち、相手含めての自分の人生であると思いたいという気持ちの葛藤は、解消が難しい。
 
物語の最後には、追悼式コンサートで、ジャックとの関係から開放された、”本当の”アリーが描かれるが、それはやはりジャックの死があってのものであると考えると、なんとも口上し難い。

  

自分の理想と相手の理想が一致し、相手に存在として必要とされる。ただ生きているだけでそれが活力になるようなパートナー関係は何にも代えがたい。それこそジャックやガガのような成功者であっても解決できない、人生の大きな目的になりうる、生きる意味になるんだろうなと思った。レディーガガが演じることによって、彼女のリアルな人生に重なるところもあったんではないだろうかと感じさせる味わいもこの映画の魅力だった。
 
ボヘミアンラプソディ」といい、年末に良いものを観れた。

 
※ 蛇足
まああと、主題歌はキャッチーで良い。個人的には最後はこの主題歌で締めて欲しかった。他の曲も結構レディーガガが手がけているものも多数あって、こんなによく曲を生み出せるなぁと感心する。

 
サントラも異例の大ヒットしてるんだね。レディーガガの新曲としての「Shallow」なわけか。
2008年にデビュー・アルバム『ザ・フェイム』(日本発売は2009年)を発表したレディー・ガガ。ガガのアルバムは、過去4作品が同チャート1位を獲得しており、今回のサントラが5作品目となった。これまでレディー・ガガテイラー・スウィフトが、「2010年代に発表したアルバムで最も全米1位を獲得した女性アーティスト」として、それぞれ4枚のアルバムで同率1位だったが、今回の「アリー」サントラの1位をもって、ガガがテイラーを抜き、女性アーティストとして1位に君臨!
更に、ガガは今回のサントラで初めて全米アルバム・チャートで3週連続1位を獲得。2週以上全米アルバム・チャートで1位に輝くことは、ガガとしてはこのサントラが初となる。つまり実質、“レディー・ガガの作品で最もアメリカでヒットしているアルバム”になった。
 
そしてブラッドリー・クーパーは主演かつ初の監督作品なのね。「アメリカン・スナイパー」「ウォードッグス」にも制作として関わっていたのは知らなかった。
エンドロール最後に出てくる「故 エリザベス・ケンプに捧ぐ」というのはブラッドリー・クーパーの演技指導してくれた女優さんで2017年に他界されたらしい。

QUEENファンじゃなかったけど、2018年終盤で今年一番出た気がする「ボヘミアン・ラプソディ」。

周りの友人が2人連続で「よかった」と教えてくれたので早速観に行った。QUEENについての事前知識はごくごく有名なもののみ。結果、ファンとか曲の知識とか何とか関係なく、今年ナンバーワン心が動いた映画だった。(評価高い「レディー・プレイヤー1」は観てないけど..)

 
この物語を見る限り、フレディー・マーキュリーは人生を通じて、孤独・愛・セクシャルマイノリティであることが、どういうことで、そんな中でどう生きたら良いのかという答えには辿り着かなかったんじゃないかなと思った。そういった人生の苦難/課題を簡単な言葉で昇華させてしまわず、真摯に向き合ったからこそ、死ぬまで悩み続けていたんじゃないかな。それは辛い生き方なんだけど、見つめ続けた、そういう生き方をした人だったんじゃないかと思った。「俺も答えわからないよ、悩んでるよ。」というのが姿勢としてありありと伝わってきて、それがファンに愛されるチャーミングな部分なのかもしれない。
 
そういった姿勢/生き方は”憂い”として、アーティストの迫力に乗ってくるんじゃないかな。勝手な想像だけどマイケル・ジャクソンも似た雰囲気があると思った。
 
そんな彼の人生の描写の中、QUEENファンじゃない自分でも知っている曲がバーンと流れると、流石にうるっときた。音楽の才能は冴えわたり、今も古びないユニークで前衛的な音楽を産み出してきたという事実に感動した。ちなみに産みの苦しみはこの映画では描かれていない。
 
そしてその音楽に、悲壮感は一切なく、どんな曲も、バラードであっても、明るい印象を抱く。表現したい感情との良いギャップとなって、聴く人達に、悩みに真っ直ぐ、明るく、向き合わせる原動力や仕掛けになっているのかもしれない。
 
まあ、つべこべ言ってるけど、観終わってからQUEENの曲聴きまくってるよね。(安易)

株式投資って何?からモダンポートフォリオ理論までさらっとわかる「臆病者のための株入門」読んだ。

世の中では当たり前として考えられているけど、一定のリテラシーを持ってる人だったらおかしいって気付くよね、みたいな論調が気に入って読んでみた。いきなり戦術ではなくて、その前提を疑う部分から入ってる感じが好き。見直す用に要諦だけピックアップ。
臆病者のための株入門 (文春新書)

臆病者のための株入門 (文春新書)

 

第1~3章「株式投資はギャンブルである。」

  • 株式投資はギャンブルで、期待値の計算ができないと死ぬので期待値計算できない人はやらないほうがいい。
  • レバレッジをかけながら、複利的に投資することで、大きな利益を得られるという基本原理の説明。インデックス投資の概要説明。
  • ライブドア事件のからくりを説明し、市場の歪みの実例を示している。ただしファンダメンタルズなものではなく、抜け道案内的なもの。
  • デイトレードはチャートを使ったゼロサムゲームであり、競馬と一緒。パフォーマンスの検証も行われているが、優位性がない。
  • 夢物語が流布しているが、それは株式投資のギャンブル的な側面を切り取っただけであることを示す例を列挙。
 

第4~6章「株式市場での合理的なふるまいは限られる。」

■第4章
  • 投資家の仕事は損をすること。もしうまい儲け話があるなら、話を持ってきた人が乗ってるはず。
  • 株式市場は損を薄く広く分散させるためのシステム。損を限定すると冒険的になれるという効用がある。
  • 株式の価値は、企業が未来に生み出す利益の総額で決まる。(アナリストがバリエーションする意味はここかな。)
  • 現在と未来の価値を比較するときには、複利で増えていく利息分を差し引いて考える必要がある。それが割引率である。
  • 年利1%の場合、10年後の1万円の価値は、現在価格では、9053円である。9,053*(1.01)^10=10,000ってこと。
    • 債権投資は基本的に金利(割引率)を当てるゲームである。
  • 株式に関しても同じことが言える。株式の理論価格は、1株利益と割引率で決まる。
外資系アナリストが本当に使っている ファンダメンタル分析の手法と実例

外資系アナリストが本当に使っている ファンダメンタル分析の手法と実例

 
■第5章
  • バフェットは典型的そして徹底的なファンダメンタルズ投資家。個別株への集中投資を得意としていて、銘柄は多くとも10にしている。
  • テクニカルとファンダメンタルズは持ちつ持たれつ。
    • 企業の本質的価値を無視して売買するテクニカルがいないとファンダメンタルズは歪みを利用して儲けられない。
    • 企業の収益予想によって株価が動かないとテクニカルはゲームを始められない。
    • いずれにせよ、絶対に儲かる方法はないので、分派している。
  • プロに資産を預けて運用を任せるのが効率的だが、儲け話は表に出てこない、出た瞬間に割高になるという法則があるので利用価値なし。
    • もし勝率が51%のアナリストやテクニカルトレーダーがいたら、その人に人気が集中するがそうはなっていない。
  • アナリスト予想どおりに株式取引しても、統計的に優位なレベルでの勝率の高さはなかった。サルダーツ投資と同じ戦績だったらしい。
■第6章
  • モダンポートフォリオ理論の結論は、インデックスファンドに投資しろ、以上。
  • 単独で銘柄や市場を選択するよりも、複数を選定することで、リターン(投資の期待値)を高く、リスク(結果の分散)を低くする、最も効率の良い組み合わせを実現可能であるという理論。
    • あるリスク(結果のばらつき度)を規定したときに、その中で最大のリターンを得る組み合わせが存在する。
    • 同じく、あるリターンを規定したときに、結果のばらつきを最小にする組み合わせが存在する。
  • 債権や株式という粒度でこれを行っても良いというのが、効率的ポートフォリオ理論。
  • CAPM理論は、株式の期待収益率を、市場の感応度だけで決まるとし、これが正しければ、効率的ポートフォリオは、市場全体に投資することのみであるとした。
    • これが、インデックスファンドに投資しろ、の理由。もとい、世界市場に投資しろ、である。
    • 人間の経済活動が(何年かかるかわからないけどほぼ確実に)拡大していくことを前提としている。
  • 株価はブラウン運動のようにランダムに動く。偶然のゲームであれば、誰一人有利な情報を手に入れられない。
  • その場合、すべての合理的な投資家は同一のポートフォリオを持つはずである。それが効率的ポートフォリオである。
  • また、すべての投資家が持つ(効率的)ポートフォリオを合計すると、市場に存在するすべての株式の時価総額になる。
  • すなわちそれは、市場全体の縮図を全員が保有していることにほかならない。
  • 実際に、ファンドのパフォーマンスは、インデックス投資と比較して、低いこと多い。ジタバタした分だけ手数料を取られる。
    • だが、それは理想的な状態(世界経済に投資する)を長年(10年か100年かしらんけど)続けられた場合の話である。
    • また、アメリカ市場では正しくても、日本市場では(ここ50年とかでは)正しくないという事実もある。
  • 長期的な予想は、短期的な予想より難しいので、長期投資のほうがリスク(分散)は大きいはず。
  • 株式市場で富を想像するには3つの方法がある。どれを取るかは時間軸と何を強みとするかの問題である気もする。
    • トレーディング:株式投資はランダムなゲームである。(ランダムなので絶対に儲かる方法はない。)
    • 個別成長株投資:市場は概ね効率的だが、僅かな歪みが生じている。(すぐに歪みが解消されるが。)
    • インデックスファンド:資本主義は自己増殖のシステムなので、長期的には市場平均レベルで拡大する。(いつかは知らない)
 

第7~8章「世界市場ポートフォリオに投資するには。」

■第7章
  • リテラシーがない人をカモるのが金融商品のコア。金融リテラシーとは、美味しい話の背後に潜むロジックを常識と合理的な推論によって読み解く技術。
  • 金融商品のからくりがわからないまま、自分自身は損はしていないが、金融商品販売業者を得させていることは往々にしてある。であれば自分が動いて得を取るべきではないか?という話。元本確保型ファンドは、8割をドル建て債権で保有(not 運用)(し、元本を確保しながら、2割を積極投資し、8割運用していないにもかかわらず、10割分の信託報酬を受け取っているみたいな話が裏にはある。
■第8章
  • 資産運用の8割はアセットアロケーションで決まる。マクロを読み違えると、戦術をどう頑張っても徒労に終わる。
  • 20代、30代のうちは、全体資本に占める人的資本の割合が大きいので、人的資本への投資をしたほうが効率が良いと考える。
  • ローンを組んで、マイホームを持つという意思決定は、不動産市場にレバレッジをかけて投資しているということ。
  • 確定拠出年金はすべて世界市場への株式投資で良い。積立金額の上限が決まっている上に、残りの資産が預貯金(債権)であるがゆえに、アセットアロケーション理論と照らし合わせると、合理的な解は1つになる。
  • 世界市場と同じ比率で投資するなら、株式時価総額比率で分配すればいい。日本株は世界の15%を占めている。
    • ざっくり、国内株式15%、米国株式50%、その他海外株式35%でよい。インデックスファンドをこの比率で保有すれば、一旦の最適解にはなる。
    • 為替リスクをヘッジしようとすると、為替差損での儲けを失うことにもなる。が、そのリスクを極端に避けようとするあまり、すべて日本円建てという一極集中リスクを負っていることに気付けていないのではないだろうか。
 
 

参考文献「趣向別に物足りない人向け書籍紹介コーナー。」

【酔わないPSVRソフト #2】「Manifest 99」きれいな世界観。

第二弾はゲームではなく鑑賞VRのこちら。
 
視点:固定
ジャンル:鑑賞
発売日:2018/3/12
開発:Project Flight School, LLC.
価格:660円
酔わない度:まったく酔わない。
※モーションコントローラー非対応
 

f:id:yoichiro0903:20180716102755p:plain

VRマルチプラットフォームが当たり前になってきた。とはいえ多いな。テストとか、対応コストがめちゃめちゃ膨らんでくるだろうな。
 
基本的に目の前で起こることを眺めている系のコンテンツ。長くても30分くらいで終わる。世界観がレトロかつ不思議なので好きな人はずっと浸っていたい気持ちになる。電車に乗り込んだ状態のビューが主。キャラが突然目の前に現れるシーンが多くて”ドキッ”とすることが多かったので心臓の弱い方にはそこまでおすすめしない。
 
敢えて紹介したのはコンテンツの進み方が面白かったため。コンテンツ自体はまあ65点という感じ。いきなり説明もなしにコンテンツが始まり、「むむ?なんだここは?」と周りを見渡すと、エフェクト変化で視線移動のアフォーダンスが出てくる。以後同じ動作で進んでいく。コントローラーは一切不要で視線移動でこういった形でいろいろな方向を見させるのは面白いと思った。コンテンツ出現範囲もかなり広く、270度くらいあった印象。
 
とはいえ1,000円以上だったら買わないかなぁ。
 
制作スタジオのリンク。
 
CEOが映像スタジオ出身で映画とかも作ってたみたい。
 
ここの開発元は他にも「Island Time VR」とかも出しててちょっと気になる。(クソゲーっぽいけどw)
 
VRスタジオは同じ技術でAR作れるから何かしら作ってること多い。画像認識の部分はライブラリ化してきていて専門技術はそこまで必要じゃないし作り込みする部分は減るし。 

flightschoolstudio.com

【酔わないPSVRソフト #1】「Moss」久しぶりに当たりをひいた。

PSVRを発売当初買ったものの、やり込めるソフトがあまりなくて放置気味だった。


バイオハザードグランツーリスモといったキラーコンテンツっぽいものの存在は知っていたが、どうしても視点が動くと”VR酔い”してしまうのである。おそらく自分は人より三半規管の何かが敏感なのかよくわからないが、酔いやすい。車酔いもひどいし、タクシーなんて乗り込んだだけで気持ち悪くなる。PSVR購入当初も、ちゃんと楽しむことができたのは、視点が動かない系のコンテンツのみだった。


PSVR 酔わない おすすめ」とかって調べて出てきたソフトを試してみても、三半規管の強い方々の基準なのか、余裕で酔った。ということで、車酔い弱者の自分でも、”VR酔い”せず楽しめたソフトを記録していく。

 

第一弾は「MOSS」という箱庭系アドベンチャーパズルゲーム。


『Moss』 発売トレイラー | PS VR

視点:固定
ジャンル:アドベンチャー、パズル、箱庭
発売日:2018/02/27
開発:Polyarc, Inc.
価格:3,299円
酔わない度:まったく酔わない。3時間くらいは余裕でできる。
※モーションコントローラー非対応

 

これはもう久しぶりにVRで衝撃を受けた。初めて「VR WORLD」を友達の家でやったときくらい叫んだ。まず、世界の作り込みが半端ない。本当に目の前に小さな世界が現れたかのような感覚に陥り、没入感が極めて高い。グラフィックのクオリティも高く、何もせずにずっとその世界を覗き込んでいたいという気持ちにすらなった。頭の前後左右のトラッキングが素晴らしく、ステージの隅々を上から横から斜めから覗き込み、謎解きをしていくシステムはVR特有の楽しみ方である。身を乗り出して、ぐいっとダンジョンの隙間を覗き込んでアイテムを見つけたときには、発見の喜びがより一層感じられた。

 

じっくり楽しんだので6時間位でクリア。続編があるようなので、絶対買おうと思う。それにしても、この完成度は触ってる範囲では現時点で最高峰レベル。世界観がツボったという部分もあるが、細部の作り込みと操作感の心地よさ、覗き込みを活用したゲーム展開が素晴らしい。3000円かそこらでこの体験ができるなんて、儲かってるのか?と思ってしまう。

 

どんな規模感で作ってるのかな?と調べてみた。コロプラVRファンドがお金を入れていて、3.5億円資金調達、15人チーム、2年でリリースという具合。今スマホゲーム作ろうとすると、お金もチームも時間もこの倍くらいかかってることを考えると、スマホゲームは競争が激化しているよなあ。

 

家庭内エンタメとしてはまだハイエンドかもだけど、世界から隔離されるVRって、TVゲームでは味わえない気分になれるから、徐々に入り込んでくると思うな。

 

パッケージだと輸入版しかないっぽくて、日本語版はPlayStation StoreからDLする必要がある。 

Moss: VR (輸入版:北米) - PS4

Moss: VR (輸入版:北米) - PS4

 

 

あと、酔う原因がレンズの汚れにもあるかもしれないとか思って、グリグリ拭いてて不安になって、これも買った。

 

Netflixがどうやって最初の視聴までこぎつけさせているか調査。

 昨年末、Netflixの会員数が1億人を突破したらしい。平均で月額700円とすると、1ヶ月で700億円の収益。

 
それだけ多くのユーザーがいれば、その好みも多種多様に及ぶ。会員ひとりひとりがその人の好みの中で最大限満足するようなコンテンツをいかに露出するかが重要になるはず。
 
特に最初のログイン、最初の1ヶ月でどれだけの時間を消費してくれるかが継続にかかっているとしたら、新規会員の好みを知る方法を組み込んでいるはずと思い、調査してみた。
 
本垢Netflix日本上陸とともに作った。「最初ってテキトーに使わせた上で徐々に自分好みの作品が出てくるようになったんだっけな。」とかよくわかんなくなったので、新しいアカウント作って調査した。
 

f:id:yoichiro0903:20180203225319p:plain

 まず、普通に会員登録的な事をした後に出てくる画面がこれ。デバイスごとに利用シーンが意外に決まっていて、同じ人でもスマホでみるコンテンツとPS4でみるコンテンツが違うとかかな。そこまで見えてるんだろうな。まああとアンケート設計的な観点からすると、こういう簡単な内容って答えてもらえやすいってのもこれを最初に持ってきている理由かも。
 

f:id:yoichiro0903:20180203225323p:plain

複数の人でアカウントを共有するというのを無視していないのは偉い。各人を取り込もうとしている。自分たちの提供したい体験が前提(1人1アカウント)がひっくり返ることで提供できなくなる可能性まで考慮している。
 

f:id:yoichiro0903:20180203225328p:plain

出た。てかこれを待ってた笑 オリジナルコンテンツも入れてるのがどうしてかな強気。初回だからNetflixのコンテンツに触れてないはずなので、定番名作、最近の準新作、人気海外ドラマとかだけで構成したほうがわかりやすいんじゃないかという気もするが、Netflix内でなにかしらの方法でスコアリングされた結果選ばれているコンテンツ郡とも取れる。
 
結構ある。

f:id:yoichiro0903:20180203225337p:plain

f:id:yoichiro0903:20180203225342p:plain

f:id:yoichiro0903:20180203225348p:plain

 

f:id:yoichiro0903:20180203225353p:plain

今回は本垢との違いをよりハッキリみるため、超アニメ好きを装って、アニメ3作品を選んだ。「ポプテピピック」「ソードアートオンライン「日常」の3つ。選び終えると10秒ほどでパーソナライズ完了。
 

f:id:yoichiro0903:20180203225403p:plain

まず細かいけれどマイリストに登録してくれているのは良い。地味に丁寧。「Netflixで人気の作品」にオリジナル+アニメ4作というラインナップ。オリジナルをTOPに持ってくるあたり、相当な自信を垣間見た。

 

f:id:yoichiro0903:20180203225409p:plain

「話題の作品」は、マイリスト作品をまんま利用しているというよりは、マイリスト作品が好きな人はこれをよく観てて、Netflix内でも人気がある、もしくは最近公開されてViewが伸びているというような作品を選んでいるんじゃないかな。新しい出会いを提供してやる、という気概を感じる。
 

f:id:yoichiro0903:20180203225417p:plain

で、セレンディピティコーナーを通り過ぎて下にいくと、マイリスト「ポプテピピック「日常」が属している「漫画・コミックが原作のコメディアニメ」というジャンルのくくり、「ソードアートオンライン」から「漫画・コミックが原作のアクションアニメ」が出てきた。この辺は鉄板という感じか。まあ観るよねというやつかな。

 

いやはや、本垢とのコンテンツラインナップの差は歴然。こうやってNetflixがその人色に染まっていくんだろうな。
 
TwitterGunosyも似たような感じで最初にパーソナライズしてたのは覚えてて、より多くのユーザーを取り込むには、最大公約数的なコンテンツの出し方だと限界あるよなという結論に達して、こうやってるんじゃないかなとか勝手に思ってみた。