読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

よいちろ日記

忘れないようにメモ。

「アイデアは交差点から生まれる」は何度も読みたい。

この本、友人が面白いから、と勧めてくれたのが1年くらい前なのかな?くれたんだよな。
で、それから何度も繰り返し読んでいる。

 

アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方

アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方

  • 作者: フランス・ヨハンソン
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2014/09/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

読むと勇気がでる、というのもそうなんだけど、示唆に富んでいて、こんなアイデアを思いつきたい、という自分の理想像のようなものに近づくためのレシピが書いてあるような気がして。
 
要点を書くことでより深く理解しようと思い、概要、要点をとりとめもなく書くことにした。
気付きや疑問なども。解釈していて、本書に書かれていることそのままではないものは()をつけた。

革新的なアイデアとは、新しく価値のあるもの。意味のあるもの。そして実現されたものである。

交差的イノベーションを起こすためにはどうしたらよいか。

  • 複数の分野について精通している場合、自身の頭のなかで意識的に掛け合わせることで可能。
    • (本を数冊読んだレベルだと良い掛けあわせができない。というか使いこなせないんじゃないかな。)
    • (少なくとも実務経験があると更に良さそうなのは想像つく。)
    • 学び方は独学がいいみたい。というのも、通常とは異なる観点からアプローチするため。
      • (陳腐化された知識になりにくいのかな。)
  • 異なったバックグラウンド、知識、文化を持った人とチームを組む。
  • 交差的イノベーションは意外性に満ちている。(意外性はイノベーションに欠かせないものだとは思う。)
    • 意外性をはらんだアイデアを思いつくには、連想のバリアを解くこと。
    • (連想のバリアの壊し方は、「すばらしい思考法」に詳しい。後日まとめたい。)
すばらしい思考法 誰も思いつかないアイデアを生む

すばらしい思考法 誰も思いつかないアイデアを生む

 
  • とはいえ、どの分野と結びつくと良いアイデアになるか、というのは、偶発性によるところが大きい。
    • (という元も子もない主張。)
    • (だけど、この偶発性を上げる方法はあって…)

交差的アイデアを思いつく偶発性を上げるにはどうしたらよいか。

  • 職の多様化
    • 企業内で様々な分野のプロジェクトに関わること。
    • ベイン・アンド・カンパニーの会長のガディシュ氏を例に出していた。
    • (彼女は月に100冊程度本を読むが、その中にビジネス書(ビジネス分野の)は1冊も含まれておらず、自分の知的好奇心を満たすため、興味のおもむくままに”無駄な時間”を費やし、他分野について学んでいるそう。)
  • 多様な構成のグループ
    • 人は自分と似ている人を高く評価する、シュミラーアクション効果がある。
    • これがあると、組織内で、異なった視点を持った人を取ることができず、交差点が生まれにくい。
    • 自分の居心地を悪くさせる人、違和感を覚える人を取れ、という教訓。
  • 交差点ハンティング
    • イデアを想像する元となる情報源を、雑誌だったり、デパートだったりに求める、というもの。
    • 敢えて遠い分野の単語などを選ぶといいみたい。
  • といったような方法はあれど、偶発性を招くにはたくさんのアイデアが必要。
    • イデアの量は質へと繋がるし、相関がある。
    • 過去の業績や生い立ちは関係なく、アイデアをたくさん生み出した時期に、良いアイデアが生まれている。
    • 一見なんの関係もない分野のアイデアを取り入れてみようと試みることで、とんでもないレア(良い)なアイデアが生まれることがある。ただ、上手くいかないこともたくさんある。
    • だからたくさんのアイデアを試すことが重要で、そのアイデアを振り替えれる形にして、時折、掘り起こして上げるのが大事。
  • (次に組み合わせのレア度(良いアイデア)の問題は、母数が増えれば、そのヒット率は上がる。交差点では、以下のようにアイデアの母数が単純に増える。)

    f:id:yoichiro0903:20160626201857p:plain

  • (そして、稀有な分野の掛けあわせを行うことで、単に誰も試していない可能性が高いアイデアに出会う確率が上がる。)

交差的アイデアを出すコツ。

  • 知識の深さと広さのバランスが大事。
    • 全く知らない分野の知らない知識を興味をもって吸収していることが大事。覚えておけるレベルの興味はもちつつ。
    • 雑誌読むとか、本読むとか、ね。
    • 1人でやるのが限界あったりするから、異なる分野のプロを掛け合わせる方が効率が良い。
      • ただ、コラボレーションによって必ずしもクリエイティブになるわけではない。
      • ブレインストーミングに関する実験で、1人でやったほうがたくさんのアイデアが出たという事例も。
        • コミュニケーションにまつわる弊害が邪魔をしていた。プライドだったり、人の聞いている間に忘れちゃったり。
    • また、メインとなる分野はあるに越したことはないという。
  • イデアを出す際には数を決めて(例えば30とか結構多い数)やるとよい。脳は楽をしたがるため、複数アイデアを出すのが苦手だから。
  • 時間的なプレッシャーがかかると創造性が落ちる。また、交差的アイデアはそれを評価する尺度も新しいものである必要があり、評価に時間を掛けざるを得ないという点を認識しておかなければならない。より良いアイデアが浮かぶために必要な潜伏期間というものもあり、創造性研究では立証済みとのこと。
    • そのためにも、浮かんだアイデアをメモするなり、図にするなりして、あとで振り返れる形で残しておくことが重要である。
    • もっと良いのはそれを実際に使用すること。(プロトタイプするという理解で良いのかな?)

そして、結局最後に大事なのは、アイデアを実行すること。実行されないアイデアに価値は無い。

  • 実行する際に重要なのは以下。
    • 試行錯誤できるリソース確保
      • 最初から2,3個のプランは持っておくこと。
      • やりなおし、失敗は織り込んでおく必要があり、同じ失敗を繰り返さないことが大事。
      • なんどか失敗できるリソース確保も。
      • あらゆることが不確定だと認識すること。
    • モチベーションを保つ
      • 金や成功だけがモチベーションだと、1回失敗しただけで折れてしまう可能性。
    • 失敗しないアイデアを発見する
      • 知的失敗を繰り返すこと。
  • 今、自分を支えてくれているバリューネットワーク(顧客や同僚)から思い切って飛び出すこと。
  • 適切なリスクを取ること。(この辺は、起業論みたいであんまり好きじゃない。)
  • 慣行に従わずに成功するよりも、慣行に従って失敗する方が良いと思う人さえいる。
  • また、人はリスクを最小にしない。自動ブレーキシステムで事故が減らない原理。
  • 窮地に陥ったときしか挑戦しないと、その成功確率は、挑戦可能数という意味でもリソースが枯渇しているという意味でも落ちる。平常時に大胆に挑戦した方がよっぽどいい。
  • 過去のサンクコストは成功に関係ない。フラットな判断をするべき。
  • 最後に、勇気を持って交差点へ飛び込め!というアツいメッセージ。
 
働くこと、どうやったら創造的になれるか、という、よく調べることも、実はマネジメントとかアイデア創出論とか哲学とか他分野について学んでいることに他ならないんだ、と感じたし、興味のおもむくままに調べていこうと思う。
 
一方で、自分の主軸が定まっていないような気がして、その主軸を早く見つけないと、と焦って学習どころじゃなかったり、興味のおもむくままになんて言ってられないことがある。時間に対する焦りは学びを浅くするという実感もある。
 
ここがジレンマで、多分今まで焦って、仕事リストから自分の興味のある分野を探すって方法を取っていたんだけど、それはうまく言っていないので、一旦おいておいて、他の方法=自分の興味のあるものを調べて、交差点を探求する過程で主軸を定めるという方法を試す時期なのかもしれないと思った。
 
あと、ITって広すぎてどことでも交れてしまうから、交差点という感じではないよなぁ。もっと具体的に、会計システムとか、グラフィックとか、ゲームとか、マンガ、とか、メディア運営とか、採用とか。そのくらい絞って考えたほうが良い交差点見えそう。
 
また読もう。