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よいちろ日記

忘れないようにメモ。

隅っこで苦しんでいる人がいる職場で、良いものが作れるか。

とある事業のバックエンド作業がかなり煩雑化していた。何十万行にも及ぶEXCEL作業、複数あるマスタファイル、属人化する知識。自分はその事業の企画開発側の人間で、いままでお世話になりっぱなしだったが、とうとう見るに耐えなくなり、腰を据えて効率化を手伝わせてもらうことにした。
 
バックエンド側の人は、開発に支障をきたすのでは、こんなこと言ってはわがままなのではと、なかなか声をあげられないし、その実を知るには、かなり奥まで入って一緒にどぶさらいする必要があった。けっこう大変だったし、その間、本業は進まなかったけれど、ようやく解決に向かって踏み出した。
 
こういうところって高時給の人(サービスエンジニア)たちは往々にして誰もやりたがらないけど、実は彼らの能力を活かす余地は大きい。もっと大きな視点で見れば、馬力のあるベンチャーレガシィ産業の隙間を縫って産業構造を変革するに近い。大袈裟すぎか。
 
隅っこの方で、誰に感謝されるでもなく、黙々と、地味でただ辛くて、間違えたときだけ減点方式で目立ってしまう仕事をしている人はたくさんいる。好きでやっている人たちばかりではないだろう。今回、そういう人たちを幸せにすることは職場の雰囲気を隅から隅まで良くするという意味でも、その人達がいきいきとしたことに時間を使えるようになるという意味でも、とても重要なんだと感じた。
 
こういったことが原因でやめてしまう人もいるはず。同じ職場の人間が少しでもネガティブな理由でやめていくような場で、お客さんに対していいものを作ろうなんていうのは、難しいのではないかなとも。
 
かっこいい仕事ばかりやりたいと思ってしまうけれど、その影で泣いている人を救えなければ、総幸福度はマイナスなんじゃないかな。土台は想像以上に大事。