よいちろ日記

忘れないようにメモ。

コンテンツ東京いって講演会聞いてきた。

コンテンツ東京2017行ってきた。面白そうなセミナーに行ってきたのでメモ。

Amazonプライム・ビデオの日本・アジア戦略 ~20本を超える日本オリジナル作品から学んだこと~(Amazonプライム・ビデオ コンテンツ事業本部長 アジア・パシフィック リージョナルヘッド James Farrell) 

・取扱タイトルの70%が日本人向けのもの。
・取扱タイトルの50%がオリジナル、あとの50%は客寄せパンダのライセンス(借り物)タイトル。
・借り物タイトルを借りる時、オリジナルタイトルを作るときには、ROIをかなりきっちり見ている。
 ┗ 想定視聴者層がどこで、何人くらいがどうやって観てくれるか。イッキ観なのか、ちょくちょくなのか。
 
・プライム会員自体が多く、趣向は偏りなく様々なので、そこに応えるようなラインナップを目指している。
 
・完全オリジナルと独占ライセンスオリジナルがある。
 ┗ 独占ライセンス=スタートレックシリーズのオリジナル続編など。
 
・完全オリジナルコンテンツについては以下にこだわっている。
 ┗ 既存の作品から一線を画しているか。何かの焼き直しに見えるようなものになっていないか。
 ┗ メインストリームに乗っているか。変わり種のニッチ作品になっていないか。
 ┗ 品質として優れているか。本当にお金を出して作るべき内容の作品か。
 ┗ 視聴者の期待を裏切っているか。予定調和なコンテンツを作っていないか。
 ┗ TVや映画館では表現できない、ネット定額動画サービスだからこそ表現できる内容になっているか。
  ※ 2時間枠では実現出来ないストーリーの奥深さ、ユーザーが能動的に見るからこそ許される表現。
感想
例えばスマホにしかできない表現ってなんだろって考えるとき、スマホの機能(GPS、ヴァイブレーション、プッシュ通知とか)をメインに考えてしまったり、ネットワーク(インターネット、SNS連携)が使えることだったり、制約条件(画面が小さいこと)をうまく使おうとしてみたりする。 だけど、このセミナーの話を聞いて、本当のスマホらしさって、常にハイスペックなディバイスを携帯していること、生活や余暇時間に入り込みまくっていることで、その起動の頻度だったり、接触時間の長さだったりを活用するのが”強い”差異化なんじゃないかなと思った。小手先の技術とかではなく、使われ方に根ざした差異。見えるんだけど、表面的には見えないし、見えづらい。スマホの大きな特徴と絡み合っているので、トレンドとして流されにくい。
 
 

「日本にしか作れない」VRコンテンツとは?~世界のVR最新動向と、日本が戦う道~((株)ガイナックス 漫画家・デザイナー 貞本 義行, アニメーションプロデューサー 竹内 宏彰) 

・コンテンツが人気になるために必要な要素は3つ。
 ┗ 創造する人がいる。
 ┗ 技術を持って表現する人がいる。
 ┗ 世界に向けて発信する人がいる。
・ディズニー・ピクサー(アメリカ)に対比して、日本のコンテンツ業界は「技術」が弱い。
 
・日本のアニメ屋はなにをやってもアラが気になる職人が多く、最新技術をこき下ろすばかりだが、バカとハサミも使いよう。
 ┗ 技術は表現手段であって、万能薬ではない。使いこなしてこそ。
 
・ところで、VRという技術一つ取って見ると、日本の芸術にはもともとVR的な素養がある。
 ┗ フレーム(枠)というアニメの概念がある。例えば、西洋のオペラはフレーム的な芸術。
 ┗ 一方、日本の芸術は歌舞伎の花道に観られるように、立体的な芸術が多い。フレーム感が薄い。
・なので、VRxアニメ(日本独自の強み)を活かして世界に打って出るべき。そこに可能性を感じている。
 
・他、技術詳解。
感想
言い出しっぺ力というか「〇〇はXXだ 」と言い切る力。あと、こうなるはずだ、というのを歴史から見出す力。経験からおそらくこうなるだろうと診る力。自分のプリンシプルを基に考えられる力。そういう力が強い人って面白い。憧れる。で、今これ読んでるけど、この人(高城剛さん)もそういう独創力強いなあ。